青ヶ島の火山噴気孔【ひんぎゃ/島言葉】から吹き出す蒸気熱でじっくり温め、結晶させた無添加の自然塩です。
青ヶ島を囲む黒潮本流の海水は生命の源である栄養素を多様に含んでいますが、
この天然海水だけを原料に造られる【ひんぎゃの塩】は
特にカルシウムを多く含み(100gあたり約2000mg)、
まろやかで少し甘味をも感じます。当店イチオシの自然塩です。
天ぷら、焼き鳥、ステーキ、サラダ、おにぎり、お吸い物、煮物等々、あらゆる料理の仕上げの味付けに、
そしてまた召し上がる時にお使い下さい。
ひんぎゃの塩を造っているのは、
青ヶ島村製塩事業所の山田アリサさん。
海水の汲み取り、運搬から製塩までの全工程を一人でこなしている、【スーパー仕事人】です。
2009年8月13日(木)に静岡県で起きた大きな地震の時も、山田さんは海水を汲んでいたそうで、
「今朝の地震の時は海にいて、海水を汲んでおりました。
台風の影響でずっと汲めず、タンクは空っぽ状態でした。
少し海(の状態)が良くなったのでどうしても今朝汲もうと思い、汲んでいたら地震です。
青ヶ島は港チャンネルというのがあり、みんな津波を心配して、いっせいにそこに回したようで、
そこで私がタンクローリーで汲んでいたもので、じゃんじゃん私の携帯は鳴り、しかも海もあまりよくなかったもので・・
最後は役場防災担当から電話で『もうやめて』と言われてしまいました。お騒がせしてしまいました。」との事。
美味しくて栄養分が豊富な
ひんぎゃの塩を皆様にお届けする為、
山田さんは【ひんぎゃ】のように熱い情熱をもって、今日も心を込めて造っています。
山田さんと直接お会いした事はまだ一度もないのですが、電話でお話を聞いたり、メールでのやり取りを重ねていると、山田アリサさんという人の【人柄】、即ち、誠実さやひたむきな気持ちをもって仕事に取り組む姿勢に心打たれます。
【青酎】の荒井清さんや【亀泉】の西原さん、【米百俵】の栃倉さんのように、私が大好きな人達の一人です。
【美酒の三河屋】店長の個人的な好みは、アスパラのベーコン巻きや、肉詰めピーマン、ほうれん草のバターソテーに天ぷら、そして究極の丸かじりトマトや胡瓜を食べる時に、この【ひんぎゃの塩】をちょっと付けて、、、もう最高です!