【全量純米蔵を目指す会】の代表幹事も務める、神亀酒造(株)蔵元の小川原良征さん。
蔵元の思いとして、
『純米酒は、米だけの酒。
アルコール添加で味を調整することのない、醸したままのお酒です。
それゆえに、純米酒造りでは、原料であるお米の品質が良いものでなければなりません。
蔵元の仕事は、自分の器量いっぱいの良い米を蔵人さん達に用意することです。
その上で、純米造りならではの丁寧な手仕事を重ねていけば、きっと良い酒ができるはず。
基本どおりに手抜きをせずに造り続ければ、飲み手の側にもそれは伝わる。
そんな確信をずっと持ち続けてきました。
しかも、それぞれの蔵の気候や水や米の違いによって、それぞれに異なる個性の酒が出来ます。
千の蔵の千の味。
これが、本当の意味での日本酒の豊かさでしょうし、多彩な個性を提供することが、飲み手に対する本当のサービスだと思います。
「とにかく良い米を」と求め続けて、15年前からは、有機栽培の酒米を使い始めましたが、
仕込んでみると、醗酵の経過も、酒の生命力も全然違う。
「酒は、米から」という事実を再認識することになりました。
さらには、時間による熟成が加わることで、酒の味はさらに豊穣なものへと開花していきます。
これからも、米の良さが伝わるような、じっくりと熟成させた豊かな味わいをお届けしたいと思います。』(蔵元談)
埼玉県が誇る全量純米造りの、【神亀が神亀たる所以】とでも言うべき酒が、この純米酒です。
地味かもしれませんが、純米酒のコクを存分に味わう事ができる、重厚な辛口酒です。
ぬる燗や上燗もおすすめ。
産地:埼玉県
醸造元:神亀酒造(株)
容量:1800ml
造り:純米
Alc.度数:15-16度
原料米:山田錦、五百万石、美山錦
精米歩合:60%
蔵出年月:2019年6月
備考:冷酒・常温・ぬる燗・上燗・熱燗
◆【蔵出年月】は瓶詰又は出荷年月での表記ですが、これが即ち【製造年月】という訳ではありません。
当店が扱っている酒蔵さんのほとんどは小さな蔵で、晩秋から酒造りを開始し、翌年の早春に造りを終えるという流れで醸造しております。
また、神亀酒造さんのお酒は熟成させてこそ真価を発揮する、という理念のもと、基本的に2年間、蔵内で寝かせてから蔵出しております。
御自宅用に、そしてまた様々なギフト用にもご利用下さい。
簡易包装(白い不織布製の袋に入れる体裁)は無料、化粧箱入り通常包装は別途200円(税込)を加算させて頂きます。